- ホーム
- 神戸市東灘区の歯医者「吉川歯科医院」
- 院長コラム
- 金属アレルギーの人はインプラントはできないの?
金属アレルギーの人はインプラントはできないの?
いいえ できます。
歯科金属アレルギー治療の神戸市東灘区の吉川歯科医院ではジルコニアインプラントを使用します。
一般のインプラントはチタンという金属を使用します。チタンは生体親和性が高く安全だと言われてきましたが、最近ではチタンアレルギーの人もいることがわかってきました。
インプラントは骨と頑丈にくっつきますから、インプラント後にチタンアレルギーが分かったのでは取り返しがつかず大変です。
実際、他院で行ったインプラントをチタンアレルギーのため当院で撤去した例があります。(この場合骨欠損が大きくなります)
そこで全く金属素材ではないジルコニアインプラントというものが開発されました。スイスに本社があるZIRKOLITHという会社で、欧米では認可がおりていて一般的に使われています。残念ながら日本では薬事認可の申請をしていませんので国内では流通、販売されていません。使用するには講習を受けてZIRKOLITHの使用許可を取り個人輸入しなくてはなりません。 (日本で認可がおりていなくても、患者様に十分ご説明し承諾していただいた上で、歯科医師の判断と責任で使用することは認められています。)
インプラント本体価格がチタンインプラントよりも高く、またスイスからの送料、個人輸入代行手数料等が380スイスフラン(約45,000円)かかりますので、チタンインプラントより少し料金が高くなります。
現在のところ当院では3本以上の場合1本45万円(税別)ですが、価格は為替レートにより変動します。(1~2本の場合は1本50万円です)
ジルコニアインプラントを使用することで欠損歯のある人でもメタルフリー(金属不使用)の口内を実現することが出来るようになりました。