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睡眠時無呼吸症候群は歯科で治る?
歯科金属アレルギー治療の神戸市東灘区の吉川歯科医院です。
2003年2月26日、運転士の居眠り運転によって山陽新幹線「ひかり126号」が、岡山駅をオーバーランして緊急停止する事件がありました。のちにこの運転士は「睡眠時無呼吸症候群」だったことがわかり、この病気は一躍有名になりました。
この睡眠時無呼吸症候群が、歯科で治ることもあります。
睡眠時無呼吸症候群というのは、睡眠中に一時的に呼吸が停止する病気です。ときには、数十秒も呼吸が止まることもあり、高血圧や心臓疾患などのリスクを高めることも問題視されています。ぐっすり眠ることができないため、昼間に猛烈な睡魔におそわれます。
歯科では、この病気に対して、眠るときに特殊なマウスピースを装着するという治療法があります。これによって呼吸が楽になり、慢性的な睡眠不足が解消されたという患者さんも少なくありません。
内科などで「睡眠時無呼吸症候群」と診断されれば、このマウスピースも保険適用でつくることができます。歯ぎしりやいびきの改善にも役立つので、気になる人はかかりつけの歯科医で相談してみるとよいでしょう。