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金属アレルギー検査について
金属アレルギー検査には①試薬を背中に張り付けるパッチテストと②血液検査の2通りがあります。
それぞれの利点・欠点を比べてみましょう。
①パッチテスト
16種類の試薬を含ませたテープを背中に4枚、2日間貼り付けます。2日後にテープを剥がして反応を診ます。そして翌日とその4日後の計3回反応を診て診断します。最初の2日間は入浴、発汗は禁止です。(ですから暑い季節には不向きです)一番一般的で信頼性の高い検査法ですが2日間お風呂に入れない、汗をかけない、かゆみが出る、試薬により今の症状が悪化する場合がある等の問題点があります。
②血液検査
採血量はベースに12mlと1検体につき5mlが必要です。最低5種類の検査をお勧めしていますので12ml+5ml×5種類=37mlが最低必要です。1検体増えるごとに5mlずつ必要となります。入浴もでき、かゆみもなく、来院回数も少なくてすみ、季節に関係なく出来る楽な検査法ですが信頼性はパッチテストより劣ります。また費用も血液検査の方が高くなります。判定に10日前後(土・日・祝を除く)かかります。
診断可能な金属の種類と料金はホームページ内「歯科金属アレルギー治療」をご覧ください。